診療時間 日祝
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休診日:木曜午後、土曜午後、日曜・祝日

自費診療

自費診療とは

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自費診療とは、健康保険や診療報酬が適用されない診療のことを言います。
そのため、この場合は全額自己負担での自費診療となります。
患者さんにとっては経済的負担が大きくなるわけですが、保険診療が適用されないことで、保険診療では受けることができない最新の治療や、時間を充分にかけた診療を受けることもできます。
また、会社や家族に知られずに「匿名」で受診することもできます。
当院では、エイジングケア(加齢に応じたお手入れ)を中心に以下のことを行っています。

にんにく注射

にんにく注射とは

にんにくを主成分にした注射ではありません。
これはビタミンB1を主成分とした水溶性ビタミンを静脈へ直接注射していきます。
注射によって同成分を注入していく際、にんにくによく似た硫黄の匂いが鼻に広がることから、この名で呼ばれるようになったと言われています。

ビタミンB1は、体内でエネルギーを産生する働きがありますが、そのほかにも疲労物質を除去するという役割もあります。
そのためこれが不足するようになると、全身倦怠感、食欲不振、皮膚トラブルなど、様々な障害がみられるようになります。
これらを解消すために使用していきます。

なお、ビタミンB1を摂り過ぎたとしても水溶性ビタミンなので、余分な量はやがて尿で排出されるだけで異常がみられることはありません。
ただ、注射部位が赤く腫れる、あるいは痛むということが数日続くことがあります。
また1回の注射だけでも効果を実感できますが、持続効果を期待される場合は定期的に受けることをお勧めします。

プラセンタ

プラセンタとは

ヒトの胎盤から抽出されたエキスのことをプラセンタと言います。
この胎盤には、ヒアルロン酸、コラーゲン、必須アミノ酸、たんぱく質といった栄養素や成長因子が含まれていることから、以前から肝臓疾患、更年期障害や月経痛、アレルギー症状が現れている患者さんに使用されているものです。
そして最近になって、肌の新陳代謝を促進させることが判明し、シミやくすみなどの予防や改善にも効果がみられることが分かり、加齢が原因の肌症状の予防やケアを目的として使用されるようになりました。
なおプラセンタを美容目的で使用すると保険適用外ですので、自費診療となります。

なおプラセンタは体内へ摂取する方法として、点滴、注射、サプリメントがあります。
当院で行うのはその中の注射ですので、施術時間は短時間で済み、即効性についても期待できます。
しかし、1回の注射のみでは、持続効果は期待できません。
したがって継続的な効果を実感したい場合は、ある一定の間隔(2~4週間おき程度)で定期的に注射を打つようにしてください。

プラセンタ注射による副作用についてですが、重篤な症状が現れたということはほぼありません。
ただ注射した部位が赤く腫れる、痛むということはありますが、それでも腫れはさほど目立たず、痛みも数日で治まるようになります。
また先にも述べましたが、プラセンタ注射の大半はヒト胎盤由来です。
これを一度でも受けてしまうとそれ以降は献血をすることはできなくなります。

男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症(AGA)とは

これは思春期以降の男性が発症する進行性の脱毛症になります。一般的にはAGA(Androgenetic Alopecia)として知られていることが多いかと思われます。

AGAは症状が進行するにつれて、前頭部と頭頂部の毛髪がヘアサイクル(毛髪が抜けては生える)をする度に軟毛化していき、だんだん細く短くなっていきます。
やがて気づいた頃には、頭の生え際は後退していき、頭頂部の毛髪は失われていくのです。

発症の原因に関しては、発毛サイクルの乱れ(遺伝や男性ホルモンによる)などが挙げられています。
なおAGAは日本人男性の約4人に1人が発症するとされ、これといった治療をしなければただ毛髪を失うだけです。このような状態を避けたいと悩まれている方、薄毛の症状に心当たりがあるという方は、一度当院にてご相談ください。

以下のような症状のある方は、一度ご相談ください(例)

  • 家族に髪の薄い人がいて、自分も薄くなるのではないかと密かに心配している
  • 抜け毛が気になる
  • 10代後半から毛髪が抜け始め、髪が薄くなってきている
  • 額(ひたい)の生え際が後退してきた。
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた。
  • 細くて短い髪の毛が多くなり、髪のハリやコシが無くなった。など

医師による診察でAGAと診断された患者さんには、医療機関でのみ取り扱う服用タイプの「AGA治療薬」を処方いたします。
その治療薬とは、脱毛作用が強い男性ホルモンの働きを抑制して発毛を促進させる「フィナステリド」という成分が含まれた内服薬(プロペシア、プロペシアジェネリック)、もしくはフィナステリドを成分とするACA治療薬よりも男性ホルモンの働きを抑制し、発毛を促進させる効果が約1.6倍あるとされるデュタステリドを元にしたAGA治療薬(サガーロ)になります。
なおサガーロにつきましては、元々前立腺肥大症の治療薬として使用されていたものです。
どちらも1日1回の服用が基本です。
ちなみにどの治療薬を処方するかは患者さんの薄毛の進行の程度や症状などから発毛効果が期待できるとされる方のAGA治療薬を医師が選択し、処方していきます。

副作用について

AGA治療薬を服用したことによる副作用に関してですが、性欲減退や勃起不全など男性機能についての症状が現れたという報告が出ています。
しかしその現れ方は人によってまちまちです。
このほか、肝機能障害やうつの症状の報告もあがっています。
上記の症状がみられた場合は、服用を速やかに中止して、医師へご相談ください。

女性男性型脱毛症(FAGA)

女性男性型脱毛症(FAGA)とは

女性にも男性ほどではありませんが、男性ホルモンがあります。
その影響で頭頂部などが薄くなることがあります。これを女性男性型脱毛症(FAGA:Fstrongale Androgenetic Alopecia)と言います。

FAGAは女性ホルモン(エストロゲン)の量が減ることで薄毛や抜け毛といった症状がみられるようになるのが特徴です。
そのため、多くの女性が閉経を迎える更年期世代の方に大半の患者さんがよく見受けられますが、このほかにも世代に関係なく、ストレス、生活習慣の乱れ、過激なダイエット、頭皮トラブル、喫煙・アルコールといった原因で薄毛になることもあります。

このような症状はご相談ください(例)

  • 頭のてっぺんが薄くなっている
  • 髪にボリューム感がみられない
  • 更年期になって薄毛が目立つようになった
  • なぜか分け目が気になる
  • ハリやコシといったものが髪にみられない
  • 抜け毛が増えた気がする など

ちなみに男性のAGAでみられるような、前頭部や頭頂部の毛髪が細くなって軟毛化し、やがて毛が抜けていくということはありません。
毛髪量が全体的に減少していくといった症状がみられるようになります。
なお女性の薄毛のタイプは主に以下のタイプなどがあるとされています。

  • 分娩後脱毛症
    妊娠中のホルモン変動が原因で、ヘアサイクルが一時的に変化したことで起きた症状になります。
  • びまん性脱毛症
    頭頂部が全体的に薄く見えますが、これは頭の広範囲の毛が均一的に抜けて薄くなったことによるものです。中年以降の女性によくみられます。
    AGAのパターンによく似た現象とも言われています。
  • 脂漏性脱毛症
    皮脂の過剰な分泌によって頭皮に炎症が発生、そのことで起きた脱毛症です。
  • 粃糠性脱毛症
    頭全体に細かいフケが発生するようになって、それが毛穴の出口を塞ぐことで毛穴の中に脂が溜まり、血液中の栄養が毛母細胞まで行き届かなくなって起きた脱毛症のことを言います。
  • 牽引性脱毛症
    長期に渡って、まとめ髪やアップヘアのスタイルを続け、過度に引っ張られている状態が続くことで発生した脱毛症です。

FAGAの治療ですが、これはミノキシジルの成分が含まれている外用薬が有効です。
同成分は血管拡張剤として使用されていましたが、この血行促進作用などが発毛にも影響があると後になって判明し、発毛剤としても使用されるようになりました。
なお、使用による副作用に関してですが、頭皮にかゆみがみられるということがあります。
ほかにも、むくみや頭痛などの症状が現れたという報告もあります。

勃起不全(ED)

勃起不全(ED)とは

勃起不全とは、勃起障害とも言われるもので、勃起機能が低下している状態を言います。
ただ同疾患については、全く勃起ができない状態だけを意味しているわけではなく、勃起をするまでに時間を要する、性行為の最中に勃起状態を維持できなくなったという場合も含まれます。
なお、陰茎の硬さが不十分な場合も勃起不全に含まれ、その定義は「性交時に十分な勃起や、その維持ができず、性交を満足に行えない状態」となっています。
ちなみに勃起不全は英語で「Erectile Dysfunction」と言い、一般的にはEDという略称で呼ばれることが多いです。

以下のような症状はご相談ください(例)

  • 勃起をすることが全くない
  • 勃起はするが短時間、あるいは途中で萎えてしまう
  • 満足のいく性行為ができない
  • 勃起時の硬さがやわらかくなっている
  • 一度萎えると、再度の勃起が困難である
  • 勃起に時間がかかる など

検査に関して

医師が診察し、患者さんの訴えや症状などからEDが疑われるのであれば、診断をつけるための検査を行います。
その際に問診等もいたしますが、別の疾患との鑑別、ED治療薬の適性なども含めた検査として、採血(血液検査)や心電図などを用いることがあります。
その結果、治療が必要となれば、医師からED治療薬が処方されます。
なお、ED治療薬には重複してはいけない禁忌薬がいくつかあります。
そのため、何らかのお薬を処方されている方は、投薬内容が分かるお薬手帳などをご持参するようにしてください。

ED治療薬にはバイアグラをはじめ、様々な種類があります。
ただ、どの薬を処方するにしても効果は、一時的に勃起を維持させるだけのものです。
つまり、現時点では根本的に改善されるお薬というのは存在しておりません。
なお当院では、バイアグラ、シルデナフィル(バイアグラのジェネリック)といったED治療薬を医師が処方いたします。

副作用につきましては、薬の種類に関係なく、顔のほてり、目の充血、鼻づまり、頭痛、動悸などの症状がみられたという報告があります。
なお服用したことで、これらの症状がみられたという方は、お早めに医師へご相談ください。

可児さとう内科ロゴ
クリニック名
可児さとう内科
院長
佐藤 淳一
診療科目
内科、胃腸・消化器内科
内視鏡内科、小児科
住所
〒509-0206
岐阜県可児市土田5260-3
TEL
0574-66-8080
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